はん日記

日々の感想日記

「少年A」の手記出版

 あの「少年A」がなにやら、手記を出版したらしいが、なんだかなぁって感じである。

 当然本が売れれば印税も入るわけだが、実質的な刑期も終えている「少年A」が、遺族に配分なり、更生施設などに寄付なり、強制させる法律はないのが現状で。
 
昨日のワイドナショーで、坂上忍さんが

「遺族も当事者なわけなので、遺族の了解を得ずに出版するのは、違う」
と確かこんなことを言っていた。

 遺族にとっては、我が子とこの世で2度と会えなくされ、もしかしたら、金もうけの手段にされることは、僕には想像すらできないほど、ツライことだろう。

 例え印税が寄付されたりするにしても、遺族の了解は得るべきかと思われる。

色々と考えた末の行動なんだろうが、僕は買わないし、読みたいとも思わない。

「少年A」も遺族に了解も得ずにここまでのことをするのなら、堂々と名乗り出るべきかと思われる。遺族は報道のたびに名前をさらされ、ツライ思いをしているはずだから。